ユカリンゴリラの成長日誌

ADHD(発達障害)診断済、26才OLの啓発日記。

23になってようやくADHDだと知りました。

 

こんにちは、初めまして、月子です。

 

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現在、某英会話企業で正社員してまして、外国人や社内の日本人、

生徒さんとのやりとりしております。

 

 

そんな私ですが、23の時ADHDだと診断されました。

 

 

■小学生の頃からおてんば女子■

学生時代の大部分、親の「人に迷惑をかけるな」「愛想よくしろ」と言う教育の元、太陽のように明るく振舞って自分を見失って

 

一番落ち着く場所である家庭でさえも、明るくいい子でなくてはいけないと

自分を偽っていました。

 

女の子なのにふざけてばかりで、授業中も席を立ってしまう。

先生に何かと目をつけられ怒られてばかりでした。

 

今でも覚えていますが

体育でサッカーをやっていたとき男子に混じって張り切ってやっていると

「おーい、女子たちもっとやる気出せー」

と後ろの方でサッカーに混じらない女子が先生によって声をかけられる。

 

「私も女子なのに、頑張っているのに、私は評価されないの!」

と子供ながらに女子扱いされていないことにショックを受けました。

 

また、おてんばで、自己中な私は普段からきっと女子グループに好かれていなかったみたいで、からかい程度の悪ふざけしたその時、私はとうとう

 

仲間はずれ

 

になってしまいました。

 

 

■絶望の思春期■

それをきっかけに家でも荒れることも増え、

リストカットしてみようかなと腕に刃を立てたこともあります、

でも小心者なので深く切ったりはしてません、

飛び降りしようかな、とか、地震で死なないかなとか

首絞めして見たけど苦しいからやめたり、

常に死ぬ方法を考えては死ぬことが怖い自分がいました。

 

そう、「普通な人」とは「違う私」に20数年悩んできました。

 

 

■心の拠り所■

そんな現実世界に生きづらさを感じていた

必然と求めた心の拠り所が

「インターネット」でした。

 

もちろんインターネットを心の拠り所にしたデメリットってたくさんありました。

 

愛情を求めておじさまたちに構ってもらおうと体の安売りをした経験もあります。

満たされるどころか、傷つくことになるため、もしその時に戻れたなら自分を止めてあげたいと思います。

 

一方でインターネットがあったから、以前よりの前向きになれた、大げさに言うと

生きてこられたなあ、って思います。

 

 

■Kさんとの不思議な出会い■

本気で生きる意味を見失いそうになった時

必死で助けを求め、

チャットという無料おしゃべりサービスで

突然出会った不思議なKさんが

 

「自分を責める癖がついてしまっているんだよ、できることを数えよう」

「ゆっくりでいいんだよ」

 

とメンター的な役割で大学2年の時に出会い、

そこから2、3年で急激な精神的な変化を体験することができました。

 

まるで必死に「助けて」という言葉が

案内役を神様が届けてくれたような経験でした。

 

今ではその方との連絡は取れる間柄ではありますが、

ほとんど毎日のように話した関係からは縁が遠ざかり、

人間の縁とは不思議だなあ、としみじみ感じさせられます。

 

私はふと

 

「いつも愚痴ばっかりだし、迷惑をかけてごめんなさい」

と言ったことがありました。

 

するとKさんは

 

「いいんだよ、今度は月子がそういう人に会ったら自分の体験から助けてあげたらいいんだよ」

 

と言っていました。

 

その時のわたしはKさんを完璧な人間であるかのように見てました。

人間どころか超人的な存在でした。

 

でも今思うと

Kさんは聖人のような達観した部分もある反面、

人間的な感情もあり、不完全な存在で。。。

きっと昔は私たちのような経験をしていたんだと思います。

 

Kさんが大好きかというと苦手な部分もありましたが

命の恩人とも言えるべき存在には変わりなく

今でもKさんへに恩返しの気持ち、と同じ気持ちの人を助けてあげたい

という気持ちはどこかにあります。

 

そんな私が「今」できることは

こうやってブログに綴ることなのかなと思ったので、新しくブログを作りました。

 

■最後に■

ADHDで自分を責めてしまう方、

対人恐怖で目を合わせるのも怖く人間社会に希望が持てない方、

病院に通い様々な病名をつけられ薬なしには生きられない方、

 

大小様々な悩みを持つ方がいると思います。

 

ずっとこのままなのかもしれない、と将来に絶望しているかもしれません。

 

 

でも大丈夫です。

 

 

私もその一人で、今、自分の望む普通の生活を手に入れることができました。

 

チャットでお悩み相談を個々で受けた時

「カウンセラー向いてるんじゃない?」

「元気になったよ、ありがとう」

 

とどこの誰かわからない方からでもお礼を言われると、

自分の存在の意味が持てた気がしました。

 

ブログを通して、より多くの方々が元気になれますように。

私の体験談を通して、共感や、気持ちの変化があれば幸いです。

 

一人一人の意識が幸せを大きくする世の中になりますように。

 

2017.7.19 月子